既存のacad.lin、acadiso.lin(AutoCAD LTの場合はacadlt.lin、acadltiso.lin)を直接編集、もしくは既存の線種定義ファイルをコピーし、別名保存して作成します。

“ * (アスタリスク)”以降の文字列が「線種名称」、“ , (カンマ)”で区切った次の項目が「線種の説明」、“A,”から続く数値が「線種の描画内容」になります。
“ A, ”から続く数値ですが、プラスの数値が実線部の長さ、マイナスの数値が空白部の長さの指定になります。0(ゼロ)はドットになります。
文字を含める場合には ["文字内容",**文字スタイル**,S=0.0,R=0.0,X=0.0,Y=0.0] というような内容を組み込みます。(S:縮尺、R:回転、XY:オフセット)

AutoCAD上で[線種管理](LINETYPE)コマンドを実行し、線種管理ダイアログを開きます。
[ロード]ボタンより作成した線種ファイルを開き、追加(編集)した線種を図面にロードして使用します。
<注意事項>
- 線種のピッチを定義する際、参考とする既存のacad.lin(acadlt.lin)はピッチが細かすぎ、acadiso.lin(acadltiso.lin)はピッチが荒すぎますので、普段作業を行う図面の「作図単位」と「グローバル線種尺度」を考慮したうえで割り当ててください。
- このようなカスタムを使った図面を外部へ渡す際には、図面ファイルと一緒に線種定義ファイルも添付するようにしましょう。
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