ショートカットメニューはマウス右クリックで手元に表示されるメニューで、瞬時に次の行動に移れる非常に便利な機能です。
標準設定のまま使用するのも良いですが、より使いやすくするためにカスタマイズすることもできます。
ここでは「ショートカットメニューは選択したオブジェクトの種類ごとに表示させるメニューが変わる」を利用し、[円]オブジェクトを選択した際に表示するオリジナルショートカットメニューの作り方を説明します。
1.[ユーザ インタフェースをカスタマイズ](CUI)コマンドを実行し、[ユーザ インタフェースをカスタマイズ]エディタを表示させます。
2.「すべてのファイル内のカスタマイズ」の項目にある[ショートカットメニュー]を展開(+をクリック)します。
3.既に作成されているショートカットメニューの一覧が表示されます。
ここで確認できることは、ショートカットメニューはひとつだけではないということです。
選択したオブジェクトによって、ショートカットメニューの内容は変えることができます。
4.[ショートカットメニュー]上で右クリックし、[新規ショートカットメニュー]から新たにメニューを追加します。
5.プロパティの項目から[名前]、また[エイリアス]を編集します。
エイリアスの編集は、既に作成されているその他のショートカットメニューを参照して編集してください。
<エイリアスの編集例>
POP***
OBJECT_CIRCLE
これは、円オブジェクトをひとつだけ選択した状態ということで「OBJECT」と記入…
POP***
OBJECTS_CIRCLE
これは、円オブジェクトを複数選択した状態ということで「OBJECTS」と記入…
6.「コマンド一覧」から作成したショートカットメニューにコマンドを追加(ドラッグ&ドロップ)します。
7.[適用]ボタンをクリックし、[OK]ボタンからエディタを閉じます。
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2009年4月14日火曜日
2009年4月8日水曜日
AutoCAD / AutoCAD LT NOTE.. > AutoCAD / AutoCAD LT NOTE.. カスタマイズ・マクロ: 4月 2009
マクロに含まれるコマンドによっては「^R」を付ける必要がある
分類:
不具合
対象:AutoCAD 2009~/AutoCAD LT 2009~
AutoCAD 2008まで正常に動いていたマクロが、途中で止まってしまうという不具合があるようです。
これらが含まれるマクロで、途中で止まってしまう場合には「^R」を使用する必要があります。
例
^C^C~ → ^C^C^R~
「^R」は、AutoCAD 2009からの新機能[アクションレコーダ]の影響がある上記コマンドを正しく動作させるためのコントロールシーケンスです。
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AutoCAD 2008まで正常に動いていたマクロが、途中で止まってしまうという不具合があるようです。
- 影響があるコマンド
- ・[面取り](CHAMFER)
- ・[色設定](COLOR)
- ・[分解](EXPLODE)
- ・[フィレット](FILLET)
- ・[レイアウト](LAYOUT)
- ・[長さ変更](LENGTHEN)
- ・[トリム](TRIM)
これらが含まれるマクロで、途中で止まってしまう場合には「^R」を使用する必要があります。
例
^C^C~ → ^C^C^R~
「^R」は、AutoCAD 2009からの新機能[アクションレコーダ]の影響がある上記コマンドを正しく動作させるためのコントロールシーケンスです。
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