各種パレットを整理する

[オブジェクトプロパティ管理]、[DesignCenter]…など、多くのパレットをアイコン化し、フレームにドッキングすることができます。
マウスカーソルを目的のアイコンに近づけるとパレットが開きます。

ショートカットメニューのカスタマイズ

作業中に手元に表示できるショートカットメニューは、是非活用したい機能です。
基本的なカスタマイズ方法は、オリジナルメニューを作成するで紹介したカスタマイズ方法になりますが、ショートカットメニューの場合は、“状況により表示させるメニューが異なる”点に注意が必要です。

また、右クリックで[Enter]と[ショートカットメニュー]の両方の機能を使うでも紹介していますが、右クリックは[Enter]キーの役割と[ショートカットメニューの表示]の役割を両方果たすことができます。

オリジナルメニューを作成する

[ツール]メニューより[カスタマイズ]-[インタフェース]を実行し、[ユーザインタフェースをカスタマイズ]ダイアログを開きます。
左上の[すべてのCUIファイル内のカスタマイズ]の項目より[メニュー]を右クリックし、[新規メニュー]を選びます。



新しいメニューを作成したら、左下にある[コマンド一覧]の項目から、自由にドラッグ＆ドロップしてコマンドを追加します。



コマンドの追加作業が完了したら、[適用]ボタンをクリックし、[OK]ボタンで編集完了となります。




※標準のメニュー、ショートカットメニューやツールバーへの追加登録・編集も同様の作業で行えます。

コマンドエイリアスのカスタマイズ

コマンドエイリアスのカスタマイズはプログラムパラメータを直接編集することでカスタマイズすることができます。
プログラムパラメータは[ツール] メニューより[カスタマイズ]-[プログラムパラメータ（○○.pgp）※1 を編集] より開くことができます。

※バージョンによってはメニューからの実行はできません。また、ファイル名称も違います。
　Windowsのファイル検索機能で拡張子がpgpのファイルを検索してください。
※1 AutoCADの場合はacad.pgp、AutoCAD LTの場合はacadlt.pgp

＜インターフェースにリボンを採用している場合＞

• AutoCAD 2009シリーズ
  [ツール]タブより[カスタマイズ]パネル内の[PGPを編集]



• AutoCAD 2010シリーズ
  [管理]タブより[カスタマイズ]パネル内の[エイリアスを編集]

プログラムパラメータはメモ帳で開かれます。
項目に無いものは自由に追記することができます。既に記入されている書き方に習って追記することで独自のコマンドエイリアスを割り当て使用することができるようになります。
編集したプログラムパラメータは上書き保存して閉じます。